「理にかなった戦略はもはや戦略ではない」

僕はこの言葉が好きだ。ちなみにこの言葉は今、僕が適当に作った言葉だ。

 理にかなった時点で、誰もが納得し、選んでしまう戦略になってしまうので、そんなものは弱者が勝つための本来の戦略にはなり得ない。これから世界が向かう方向の確認でしかない。

一方、一番最高の戦略は「なんでそんなことやっているのか、他の人には理解できない」戦略だと僕は思っている。

僕は、それを「戦略的非合理」と呼んでいる。これも今僕が適当に作った言葉だ。

例えば、「(儲かるかどうかは置いといて)これって面白くないですか?」みたいな話が、「戦略的非合理」だったりする。

そしてそれは大概、何が面白いかわからない話が多い。

そこをコアにして、もし事業モデルが作れたら、これほど強い競争力はないのだろう。

っていうか、そもそも誰かに勝つためにそんな行動をとっている訳ではない。

大体がライバルどころか、理解者すらいないフィールドなのだから。

面白そうだとか、やってみたいとか、何か運命を感じたとか、そんな理屈抜きの純粋な想いだけがあるのだと思う。

そして、それを続けるためにお金(キャッシュフロー)が必要だから、運転資金を工面をしていたらそれがビジネスモデルになった。

それを後世の人が、理屈が合う話にまとめてくれるのだ。戦略論として。

僕が最高の戦略論ではないかと思っている言葉がある。

“Don’t think. feel!”

ブルースリーが映画で言った言葉だ。

いろいろ考えたって仕方がない。自分の内なる声を聞くのだ。

いろいろな戦略論はあると思うけど、これが僕にとっての最高の戦略。

挑戦する時にいろいろ考えすぎたり、失敗を恐れて事前に勉強ばかりやって何も踏み出さないって、良くないと思うんだ。

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